横になると咳が出るのはなぜ?夜間の発作を止める応急処置と潜む病気

横になると咳が出るのはなぜ?夜間の発作を止める応急処置と潜む病気

横になると咳が出るのはなぜ?夜間の発作を止める応急処置と潜む病気についての真相を徹底解説します。

風邪の後などに乾いた咳が何週間も続く場合、真っ先に疑われるのが咳喘息です。喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒューという音)を伴わないものの、冷気や会話、横になる姿勢が引き金となって発作的な咳が続きます。放置すると本格的な気管支喘息へ移行する恐れがあるため、早期の吸入ステロイド治療が鍵を握ります。

アレルギー素因を持つ人に多いアレルギー性咳嗽も、就寝時の咳を引き起こす典型例です。エアコンのカビや寝具のダニがアレルゲンとなり、喉のイガイガ感を伴う空咳が連続します。

一方、呼吸器ではなく消化器に起因するのが逆流性食道炎です。横になることで胃酸や消化液が食道へ逆流し、食道の粘膜を刺激します。この刺激が迷走神経を介して気道に伝わる、あるいは微小な胃酸が喉まで上がって直接気道を刺激することで咳が出ます。「胸焼けがする」「口の中に酸っぱいものが上がってくる」「朝起きると声が嗄れている」といった自覚症状を伴う場合、このルートを疑う必要があります。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。