ナイフとフォークの持ち方完全解説!恥をかかない洋食マナーの極意

ナイフとフォークの持ち方完全解説!恥をかかない洋食マナーの極意

ナイフとフォークの持ち方完全解説!恥をかかない洋食マナーの極意の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

洋食テーブルマナーの基本において、最初につまずきやすいのがカトラリーを握る手の形です。日常で使い慣れた箸やペンの感覚のまま握り込んでしまうと、見た目が無骨になるだけでなく、ステーキや硬い野菜を切る際に余分な握力が必要になります。

正統派の持ち方は至ってシンプルです。右手でナイフ、左手でフォークを持ち、それぞれの背(峰の部分)に人差し指を真っ直ぐ伸ばして添える形をとります。柄の側面を親指と中指の第一関節あたりで挟み込み、薬指と小指は軽く丸めて手のひらに収めます。このとき、人差し指が刃先やフォークの歯(ティン)の根元近くまで伸びている状態が理想的です。

ナイフとフォークで人差し指を置く理由は、てこの原理を効率よく働かせるためです。刃先にしっかりと体重と圧力を伝え、肉の繊維を押し潰すことなく前後にスライドさせて切断できます。人差し指が浮いていたり横から握り込んでいたりすると、刃先に均等な力が加わらず、ギコギコとノコギリのように引いてお皿と刃が擦れる不快な金属音を立てる原因になります。

フォークも同様に、背に人差し指を添えることで食材を上からしっかりとホールドできます。料理を口へ運ぶ際は、フォークの背にライスや小野菜を乗せるのではなく、腹(くぼみ)を上に向けてすくう所作が現代の国際標準です。かつてイギリス式マナーでは「フォークの背に乗せる」作法が厳格とされましたが、現在のグランメゾンでは食材を無理に背に乗せて落とすリスクを避けるため、腹を使って自然に運ぶ所作が主流として認められています。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。