Q1:授乳から1〜2時間経ってヨーグルト状のものを吐いた後、ケロッとして母乳やミルクを欲しがる場合は与えてもよいですか?
A1:吐いた直後の追加授乳は避けてください。たとえ機嫌が良く空腹をアピールしていても、胃粘膜が刺激を受けた直後は再嘔吐しやすくなります。まずは30分ほど縦抱きにして様子を見ます。吐き気が落ち着いていることを確認してから、湯冷ましを一口与えるか、いつもの1回量より少なめの授乳から再開してください。
Q2:吐き戻した液体のなかに黄色っぽい色や茶色いツブツブが混ざっていました。すぐに受診すべきですか?
A2:蛍光グリーンのような鮮やかな黄緑色や明らかな濃い黄色(胆汁の色)である場合は、腸閉塞などの疑いがあるため即座に救急受診が必要です。また、血液が混ざった赤色やコーヒー残渣のような茶褐色も消化管出血の兆候となり得ます。判断に迷う場合は吐瀉物をスマートフォンで撮影するか現物を袋に入れて持参し、速やかに小児科医の診察を受けてください。
Q3:吐き戻しが多いのですが、受診するかどうかを家庭で判断するための最も確実な指標は何ですか?
A3:最大の判断指標は「体重の増加傾向」と「排尿の回数」です。1日あたりの尿回数が6回以上あり、母子健康手帳の乳幼児身体発育曲線に沿って体重が順調に右肩上がりを描いているのであれば、大半は成長とともに治まる生理的な吐き戻しです。逆に、尿回数が半減している、頭頂部の大泉門が凹んでいる、体重が増えない場合は、速やかに受診してください。