Q1:夜間に39度の熱が出ました。明日の朝一番(発熱から約8時間後)で受診しても検査できますか?
A1:受診自体は可能ですが、8時間の時点ではまだ通常キットの検出感度が不十分で「偽陰性」になるリスクが残ります。現在のクリニックでは高感度検出器を導入している施設も増えていますが、確実に判定を得るなら、可能であれば午前中の遅い時間(発熱から12時間以上経過したタイミング)での受診がより確実です。受診前に電話で「発熱からの経過時間」を伝えて相談することをお勧めします。
Q2:受診を12時間待つ間、高熱で眠れません。市販の解熱剤を飲んでも検査に影響しませんか?
A2:解熱剤を服用しても、体内のインフルエンザウイルスそのものが消失するわけではないため、翌朝の検査結果(陽性・陰性)に悪影響を与えることはありません。ただし、薬剤の成分には厳重な注意が必要です。必ず「アセトアミノフェン」単一成分の解熱鎮痛薬(タイレノールや小児用バファリンなど)を選んでください。ロキソプロフェンやイブプロフェンなどの成分は、インフルエンザ脳症などの重篤な合併症リスクを考慮し、自己判断での服用を避けるのが賢明です。
Q3:ドラッグストアで購入した「一般用抗原検査キット」で陰性でした。もう病院へ行かなくても大丈夫ですか?
A3:発熱から12時間未満で自己検査を行った場合、偽陰性の可能性が極めて濃厚です。また、国が承認した「第1類医薬品(体外診断用医薬品)」ではなく、ネット等で流通している精度の不透明な「研究用キット」を使用した場合は判定の信頼性自体が担保されません。発熱や関節痛などの強い症状が続いているのであれば、熱発から12時間以上空けた段階で医療機関を受診し、公的な確定診断と適切な処方を受けてください。