Q1:なぜ最近、有名なお菓子の販売終了が立て続けに起きているのですか?
A1:最大の理由は、昭和・平成初期に導入された専用工場の製造設備が一斉に老朽化の限界を迎えている点にあります。これに加え、世界的なカカオショックや油脂・包材のコスト急騰、若年層を中心としたスナック菓子の「手汚れ敬遠」による需要シフトが重なり、各メーカーが採算の取れないロングセラーを同時多発的に整理せざるを得なくなったためです。
Q2:販売終了したお菓子が、そのままの形で再販・復活することはありますか?
A2:金型や製造ラインそのものを解体・廃棄してしまった場合、当時の形態と全く同じ仕様での完全復活は極めて困難です。しかし、ロッテの板ガムのように周年企画として数量限定で再生産されるケースや、明治のチェルシーのように別会社・地域限定の「プレミアム生食感スイーツ」として生まれ変わるなど、形を変えたリブランディング復活は年々増加しています。
Q3:メルカリやオークション等で出品されている終売菓子を購入しても安全ですか?
A3:決しておすすめできません。食品には賞味期限があり、個人の保管環境(直射日光や高温多湿)によっては油脂の酸化や変質が進んでいる恐れがあります。また、食品衛生上のトラブルが発生してもメーカーの補償や追跡調査は受けられません。法外な転売価格を支払うリスクに見合う価値はないと判断すべきです。