高樽の滝は今行ける?林道通行止めと現在の道路状況を完全取材

高樽の滝は今行ける?林道通行止めと現在の道路状況を完全取材

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ネット上の旅行記やSNS投稿を精査すると、危険な誤解が放置されている実態が浮き彫りになります。その筆頭が、観光名所として名高い「付知峡(不動滝・観音滝)」と「高樽の滝」の混同です。不動公園周辺の付知峡は、遊歩道や手すり、観光客向けの大型駐車場や売店が完備され、スニーカー履きの一般観光客でも安全に散策できる観光地として整備されています。

これに対し、岐阜県中津川市高樽の滝は、不動公園からさらに林道を8キロメートルから10キロメートルほど北上した山林奥地に位置します。途中からアスファルト舗装は途切れ、大小の角ばった石が露出する未舗装路(ダートコース)へと変貌します。道幅は基本的に1車線分しかなく、対向車とすれ違うための待避所(離合ポイント)も限られています。

「付知峡の滝めぐりのついでに立ち寄れる」と安易に考えてレンタカーの普通乗用車やローダウン車で進入し、路面の深い轍(わだち)や突起した落石で車体底部やオイルパンを破損させて立ち往生する事案が後を絶ちません。一般的な観光スポットの延長ではなく、自己責任が問われる山岳未舗装林道であるという前提認識を持つことが不可欠です。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。