1989年12月29日生まれの錦織圭は、現在36歳を迎えました。アスリートとしては間違いなく大ベテランの領域に足を踏み入れていますが、コートで見せるテニスIQと卓越したボールタッチは今なお世界のトップクラスです。
現在のコンディションは、かつてのように毎週のように大会を連戦する過密スケジュールを避け、身体のリカバリーを最優先にした「選択と集中」のスタイルへとシフトしています。チャレンジャー大会やATP250クラスの大会を中心に実戦感覚を取り戻しつつ、試合ごとのフィジカルの反応を見極めながら慎重にツアースケジュールを組んでいます。
試合後のインタビューでも「若い頃のようにがむしゃらに動くだけではなく、ポイントを短く終わらせる攻撃的な配球を意識している」と語るなど、円熟味を増したプレースタイルへと進化を遂げています。フィジカル面の不安を戦術眼と経験値でカバーしながら、再びトップシーンで戦うための基盤を整えています。