華々しい活躍の裏で、常にファンの注目を集めるのが女子バレー監督の退任理由と交代の真相です。契約満了に伴う勇退だけでなく、結果責任や強化方針のズレが引き金となったケースも少なくありません。
ロンドン五輪で栄光を掴んだ真鍋監督の第1期退任(2016年リオ五輪後)は、2大会連続メダルを逃した(5位入賞)ことへの区切りと、8年におよぶ長期政権によるマンネリ打破が主な理由でした。日本協会側は続投を望んだものの、本人の強い意向による勇退でした。
一方、大きな議論を呼んだのが中田久美監督の退任です。自国開催となった東京五輪でまさかの予選ラウンド敗退(10位)を喫し、大会終了直後に退任が決定しました。コロナ禍による1年延期、主力の怪我、海外勢の大型化・高速化への対応の遅れなど複合的な要因が重なり、バレー女子日本代表への評判が厳しいものとなった結果の引責辞任という側面が強いものでした。
代表監督の交代劇には、単なる勝敗だけでなく、選手層の代謝や協会の強化本部とのビジョンの共有といった複合的な要因が絡み合っています。