テレビ番組やネット配信で尾形が「嫌われ芸人」の文脈で語られる際、視聴者が最も気にするのが「具体的に誰のことを指しているのか」という点です。芸能界の裏側を暴露するようなトーク企画において、名前が浮上しやすい歴代の嫌われキャラ・クズ芸人枠にはいくつかの明確な系譜が存在します。
テレビ朝日の人気番組『ロンドンハーツ』をはじめとするバラエティ史を振り返ると、品川祐(品川庄司)、クロちゃん(安田大サーカス)、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)、久保田かずのぶ(とろサーモン)、山里亮太(南海キャンディーズ・初期)といった面々が、嫌われ芸人ランキングの常連として君臨してきました。
尾形自身が番組内で激しい口論を繰り広げたり、ライバル心を燃やしたりしてきた相手もこうした面々です。しかし、尾形が彼らと決定的に異なるのは、「計算されたヒール(悪役)」ではなく、感情の赴くままに衝突してしまう天然の熱量を持っている点にあります。ネット上で「尾形が嫌っている芸人がいるのでは?」と囁かれた際も、実際には特定の共演者を本気で拒絶しているわけではなく、番組上のプロレス的な掛け合いがリアルに見えすぎた結果であることがほとんどです。