テレビCMでおなじみの佐野厄除け大師ですが、その正式名称は「春日岡山 転輪聖王院 惣宗寺(そうしゅうじ)」と呼ばれる天台宗の名刹です。平安時代、平将門の乱を鎮定した藤原秀郷公によって創建されたと伝えられ、千年以上もの長きにわたり庶民から武将に至るまで篤い崇敬を集めてきました。
一般的に「関東三大師」の一つに数えられ、厄除け・方位除けの霊験あらたかな寺院として知られています。ここで祀られている元三慈恵大師(良源上人)は、観音菩薩の化身とされ、鬼の姿となって疫病神を退散させたという伝説から、強力な魔除けのご利益があると信じられてきました。
「本当に厄払いの効果はあるのか」という疑問を持つ方もいますが、実際に参拝した人々からは「参拝後に長年の悩みが晴れた」「事故や災難に遭わずに1年を乗り切れた」といった声が絶えません。単なる気休めにとどまらず、自らの気持ちを切り替え、前向きな日夜を歩み出すための精神的な節目として、多くの人々が絶対的な信頼を寄せています。