Freetel「極」の栄光と挫折!伝説の格安スマホが辿った結末

Freetel「極」の栄光と挫折!伝説の格安スマホが辿った結末

Freetel「極」の栄光と挫折!伝説の格安スマホが辿った結末の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

「SAMURAI」シリーズの大ヒットで勢いに乗ったプラスワン・マーケティングは、有名タレントを起用した大規模なテレビCMや全国量販店への専門カウンター設置など、怒涛のプロモーションを展開しました。しかし、この急速すぎる規模拡大が破滅への序曲となります。

プラスワン・マーケティングの倒産に至る経緯は、過剰な広告投資とMVNO事業における通信品質問題が発端でした。実効速度の乖離を理由に消費者庁から景品表示法に基づく措置命令を受けるなど信用が失墜。資金繰りが急速に悪化した同社は、2017年11月にMVNO事業を楽天(現・楽天モバイル)へわずか5億円で売却したものの、翌12月には東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、事実上の倒産(負債総額約26億円)となりました。

その後、FREETELの端末製造事業およびブランド商標は、通信ソリューションを手掛ける株式会社MAYA SYSTEMに譲渡されました。MAYA SYSTEMにおけるFREETELの現在は、独自の「クラウドSIM」技術を活かしたモバイルWi-Fiルーターや海外渡航向け通信機器のブランドとして再編され、かつてのようなスマートフォン開発からは距離を置いています。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。