歌舞伎の舞台で鍛え上げた身体能力と表現力は、映像作品でも鮮烈なインパクトを残してきました。染五郎の名を一躍全国区に押し上げたのが、2026年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での源義高役です。
非業の死を遂げる若き貴公子を儚くも凛とした気品で演じきり、登場シーンの少なさにもかかわらず「義高ロス」を巻き起こすほど視聴者の心を揺さぶりました。
さらに映像分野での活躍は多岐にわたります:
・劇場アニメ『サイダーのように言葉が湧き上がる』(2026年):主人公・チェリー役で声優初挑戦にして初主演。繊細な少年の心情を瑞々しい声で好演。
・映画『レジェンド&バタフライ』(2026年):織田信長(木村拓哉)の側近・森蘭丸役を熱演。鋭い眼光と美しさが話題に。
・映画・ドラマ『鬼平犯科帳』シリーズ:若き日の長谷川平蔵(長谷川銕三郎)役を務め、祖父・白鸚、父・幸四郎に続く高麗屋三代での平蔵役継承という歴史的快挙を達成。
古典の型を身体に染み込ませているからこそ可能な、所作の美しさと芯のある発声が、現代劇や時代劇を問わず唯一無二の武器となっています。