編集部が実際のユーザー利用環境および検証端末を用いて行ったテストデータと、コミュニティにおける長期利用者の声を総合すると、3D壁紙の実用面におけるメリットとデメリットが明瞭に見えてきます。
まず懸念されがちなバッテリー消費量への影響ですが、静止画ベースの被写界深度エフェクトや錯視壁紙であれば、通常壁紙と比較しても電力消費の差は実測値で1日あたり約0.5〜1.2%未満にとどまり、実用上の体感差はほぼ皆無です。ただし、常時モーションを伴うライブ壁紙や、画面を開くたびに複雑なシェーダーを駆動させる一部のサードパーティ製動く壁紙アプリを使用した場合は、ディスプレイ点灯中の消費電力が2〜4%程度増加することが確認されています。
また、UIの「視認性」に関する評価も見逃せません。SNS上の生の声では「通知が届いたときに被写体の顔が隠れてしまう」「時計の色と背景のコントラストが弱くて時間が読みづらい」といった実用面での不満が散見されます。視覚的な心地よさを維持しつつ道具としての実用性を損なわないためには、フォントカラーを背景の補色に設定し、時計の文字の太さをやや太めにアジャストする配慮が欠かせません。