猫の毛が抜ける時期はいつ?春と秋の換毛期対策と病気の見分け方

猫の毛が抜ける時期はいつ?春と秋の換毛期対策と病気の見分け方

猫の毛が抜ける時期はいつ?春と秋の換毛期対策と病気の見分け方について徹底解説いたします。最新の情報をお届けします。

短毛種であっても手のひら一杯の毛が抜ける背景には、猫の毛包構造特有のメカニズムがあります。人間の毛包からは通常1〜3本の毛が生えますが、猫の複合毛包からは1本の太い主毛(オーバーコート)に対して10〜20本もの副毛(アンダーコート)が生え揃っています。

猫の被毛タイプは、この構造によって大きく2種類に分類されます。

  • ダブルコート(二重構造):オーバーコートとアンダーコートの両方を持ちます。和猫(日本猫)、アメリカンショートヘア、ブリティッシュショートヘア、スコティッシュフォールド、ペルシャ、ノルウェージャンフォレストキャットなどが該当し、換毛期にはアンダーコートが爆発的に抜け落ちます。
  • シングルコート(単層構造):アンダーコートがほとんどなく、オーバーコートのみで構成されます。シャム、ベンガル、スフィンクス、オリエンタルショートヘアなどが該当し、抜け毛の量はダブルコート種に比べて大幅に少なくなります。

ごっそり抜ける現象の正体は、休止期に入って毛根から離脱したアンダーコートが、周囲の毛に引っかかって体表に留まり、ブラッシングや身震いによって一気に表層へ浮き出てくることにあります。これを放置すると、フェルト状の毛玉(フェルトマット)を形成し、皮膚の通気性を著しく損なう温床となります。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。