全国のイオンスタイルやショッピングモールの中でも、バンテリンドーム ナゴヤ隣接の「イオンモールナゴヤドーム前」と、京セラドーム大阪隣接の「イオンモール大阪ドームシティ」に導入されているのが、イベント開催日限定の「特別駐車料金システム」です。
通常時の駐車場は「最初の1〜2時間無料、以降30分ごとに数百円」という一般的な料金体系ですが、プロ野球公式戦や人気アーティストのドームツアー開催日には、入庫から一定時間を超えると一律で特別料金(ナゴヤドーム前は最大6,000円加算、大阪ドームシティは最大7,000円設定など)が一気に上乗せされます。
この仕組みが導入されている背景には、切実な理由と真相があります。ドーム至近という抜群の立地ゆえに、過去には「安く車を停めて一日中ドーム内で楽しむ」観戦客・ライブ客の無断長時間駐車が横行しました。その結果、日常の食料品や日用品を買いに来る地域住民が一切駐車できなくなり、周辺道路には長蛇の入庫待ち列ができて大渋滞を引き起こしていたのです。
施設側としては、「ドーム利用者の不法占拠を防ぎ、純粋な買い物客の駐車枠と近隣の交通環境を死守する」ための防衛策として、この厳格なペナルティ型料金設定を運用しています。