加湿機能を使用していると、フィルターがゴワゴワに固くなったり、黄色や茶色の変色が生じたりします。この頑固な加湿フィルターの黄ばみの落とし方として欠かせないのが、汚れの性質に応じた「酸・アルカリ」の使い分けです。
水道水に含まれるカルシウムなどのミネラルが固まった白い結晶(カルキ汚れ)やアルカリ性の黄ばみには、酸性であるクエン酸が威力を発揮します。ぬるま湯(約40度以下)1リットルに対してクエン酸約6g(小さじ1杯強)を溶かし、30分から2時間ほどつけ置きしてください。空気清浄機のクエン酸つけ置きで臭いやガチガチの固着を劇的に分解できます。
一方、加湿フィルターや受け皿に発生したヌルヌルとした菌汚れや酸っぱいニオイには、弱アルカリ性の重曹が最適です。加湿空気清浄機の水垢・重曹での洗い方としては、ぬるま湯1リットルに対して重曹約36g(大さじ2〜3杯)を溶かし、同様に30分〜1時間つけ置きします。クエン酸と重曹を同時に混ぜると中和して効果が落ちるため、両方の汚れが気になる場合は「クエン酸洗浄の後にしっかりと水ですすぎ、次に重曹でつけ置きする」という2ステップを踏むのがプロの手法です。
あわせて、空気清浄機のトレイのぬめり洗浄も欠かせません。トレイから加湿フィルターを取り外したら、台所用中性洗剤と柔らかいスポンジでぬめりを洗い流します。トレイの底にある「Ag+イオンカートリッジ」は水中の雑菌繁殖を抑える消耗品のため、年に1回の交換を怠らないことが清潔を保つ秘訣です。