超加工食品の危険性は、単なるカロリーオーバーの問題にとどまりません。世界各国の権威ある医学誌で発表された大規模な疫学調査において、深刻な健康被害との関連が次々と証明されています。
イギリスの医学誌『The BMJ』に掲載されたメタアナリシス論文では、超加工食品の摂取比率が10%増加するごとに全死亡リスクが有意に上昇することが報告されました。特に心血管疾患による死亡リスクや冠動脈疾患の発症率が明確に高まることが示されています。
さらに、大腸がんをはじめとする発がん性リスクの上昇や、脳の健康への悪影響も無視できません。超加工食品を日常的に多量摂取しているグループは、そうでないグループと比較して認知機能の低下スピードが速く、認知症の発症リスクが20%以上高まるという研究データも発表されています。加工によって生じる有害物質や慢性的な全身の炎症が、脳の血管や神経細胞にダメージを与えるためです。