村田雄介氏によるリメイク版のガロウ戦では、サイタマの底知れぬポテンシャルが宇宙規模で描かれました。「神」の力を得て覚醒した絶対悪ガロウは、サイタマの強さを瞬時に模倣し続けましたが、サイタマはそれを嘲笑うかのように指数関数的な成長を遂げます。激しい戦闘のなか放たれた「マジくしゃみ」は木星のガス層を一撃で吹き飛ばし、次元の壁すら軽々と超越してみせました。
戦闘力において一切の死角がないサイタマですが、日常描写においては明確な「弱点」が散見されます。キングとの格闘ゲームでは一度も勝てず完敗し、部屋に入り込んだ一匹の蚊を素手で仕留められないなど、コミカルな一面が描かれています。また、最大の精神的弱点といえるのが「本気で戦える好敵手がいないことによる虚無感」であり、強すぎるがゆえの孤独が常に彼の影として付きまとっています。