マメ科デイゴ属の落葉高木であるデイゴは、インドやマレー半島が原産とされ、日本では主に沖縄県や奄美諸島に自生・植樹されています。沖縄の県花としての開花時期は例年3月下旬から5月頃で、もっとも美しく咲き誇る見頃のピークは4月中旬から5月上旬の初夏にかけてです。
新緑の若葉が芽吹くのとほぼ同時に、鮮烈な真紅の蝶形花が房状に連なって咲く姿は圧巻の一言。幹は柔らかく加工しやすい性質を持ち、琉球漆器の高級木地としても重宝されてきました。
なお、植物としての特徴において知っておくべき点が種子や樹皮に含まれる毒性です。デイゴの種子などには「エリスラリン」と呼ばれるアルカロイド系の有毒成分が含まれています。観賞したり花びらに触れたりする程度では全く害はありませんが、小さな子どもやペットが誤って口にしないよう配慮が必要です。