江夏詩織の歩みを語る上で避けて通れないのが、2017年4月に週刊誌『FRIDAY』のスクープによって発覚したSU(RIP SLYME)との不倫報道です。当時21歳だった新進気鋭のモデルと、22歳年上の既婚ミュージシャンによる密会報道は、瞬く間にワイドショーや週刊誌のトップニュースとなりました。
騒動が決定的な泥沼劇へと発展した背景には、SUの妻であったシンガーソングライター・大塚愛に対する「嫌がらせ疑惑」が存在します。報道各社の取材データによると、大塚愛の自宅に深夜インターホンを執拗に鳴らす不審な訪問があったとされ、ネット上では江夏詩織自身の関与を疑う憶測が激化。さらに大塚愛が発表した楽曲の歌詞が「不倫相手からの嫌がらせ被害を告発しているのではないか」とSNS上で特定班による検証が過熱し、火に油を注ぐ形となりました。
この一連の騒動を受け、SUが所属していたRIP SLYMEは活動休止へと追い込まれ、2018年11月には大塚愛とSUの離婚が正式に成立。江夏詩織自身も所属事務所を離れ、約2年間に及ぶ事実上の芸能活動休止を余儀なくされました。若気の至りでは済まされない代償を払い、激しい社会的制裁を受けたこの事件こそが、彼女が長年背負い続けることになった「最大の転機」でした。