インターネット上の知恵袋やSNSにおいて、「おしゃれ番長は資生堂シーブリーズのCM曲ではなかったか?」「北乃きいが出ていた爽やかなCMの曲だったはず」という書き込みが散見されます。この記憶の交錯には、2000年代後半における「資生堂シーブリーズ」と「江崎グリコ ポッキー」のメガヒットCM群が同時期に放映されていたという明確な背景が存在します。
資生堂「シーブリーズ」は当時、若手実力派の登竜門として絶大な影響力を持っていました。北乃きいと林遣都が出演した青春恋愛仕立てのCMシリーズ(2007年〜2008年)は爆発的な人気を博し、その直後の2009年にはORANGE RANGEがシーブリーズの公式CMソングとして『瞳の先に』を提供しています。つまり、以下の要素が視聴者の記憶の中で融合したことが混同の根本原因です。
- 要素1:同時期に放映されたティーン向け大型タイアップCMのインパクト(ポッキー vs シーブリーズ)。
- 要素2:ORANGE RANGEが両ブランドにそれぞれ異なるメガヒットCMソングを提供していた事実。
- 要素3:当時のCMヒロイン(忽那汐里と北乃きい)がいずれも雑誌『Seventeen』モデルや全国高校サッカー選手権の応援マネージャーを務めていた共通点。