自宅で男の子の髪を整える際、ハサミだけで仕上げようとすると段差ができたりガタつきが目立ったりしがちです。失敗を最小限に抑えるには、電動バリカンを賢く導入するのが近道です。
セルフカットバリカン使い方における最大のコツは、「アタッチメントの長さを段階的に使い分けること」にあります。
いきなり短いミリ数で刈り上げるのではなく、まずは12mmなどの長めのアタッチメントで全体のベースを整え、耳周りや裾(すそ)に向かって9mm、6mmと徐々にアタッチメントを短くしながら下から上へ滑らせます。このとき、頭の丸みに沿ってバリカンを動かすのではなく、頭皮から少し浮かせるように垂直に引き抜くことで、トップの長い髪と刈り上げ部分が自然に馴染み、失敗を防ぐことができます。
また、忙しい登校前の時間帯を乗り切るためのスタイリングも重要な要素です。小学生男子の日常セットにおいて、強いキープ力を持つ大人のメンズ用ハードワックスは適していません。シャンプーで落としにくく頭皮トラブルの原因になりやすいためです。
朝のスタイリング時短ワックスを活用する場合、水溶性のオーガニックヘアバームや、洗い流しやすいキッズ用ヘアミルクをほんの少量(大豆一粒程度)手のひらに伸ばし、寝癖のつきやすいトップと後頭部に揉み込むだけで十分です。事前に寝癖直しスプレーや水で根元を軽く湿らせてからドライヤーでハンドブローすれば、1分足らずでサロン帰りのような自然なまとまりが復活します。