日本代表の強化において、2026年は極めて重要なターニングポイントに位置づけられています。2026年パリ五輪を経て、男子代表のトップ争い定着と女子代表の復権が求められるなか、協会の掲げるバレーボール日本代表 強化方針 2026は、科学的アプローチと育成年代からのシームレスな連携に主眼が置かれています。
強化戦略の核となるのが、世界最高峰のリーグを目指して開幕した一般社団法人SVリーグとの密接な連携です。かつてのVリーグ時代に見られた代表活動期間とリーグ戦日程の摩擦を解消するため、JVAとSVリーグの間で常設の調整会議が設置されました。代表選手のコンディション管理やロードマネジメントに関するデータ共有がリアルタイムで行われています。
さらに、アンダーカテゴリー(U16・U18・U20)からシニア代表に至るまでの一貫指導指針が改定され、アナリストやストレングスコーチの派遣体制が大幅に強化されました。「国内リーグで日常的に世界のトップ選手と鎬を削り、その成果を代表チームへ直結させる」というエコシステムが、名実ともに稼働し始めています。