鶴見大学歯学部附属病院が多くの患者から選ばれる最大の理由は、各専門分野における高度な医療技術と豊富な治療実績にあります。特に地域の歯科医院から紹介されるケースが多い代表的な診療科目について、その特徴と現場の強みを分析します。
1. 口腔外科:埋伏智歯(親知らず)の難抜歯における圧倒的実績
下顎の神経や血管に近い水平埋伏智歯や、骨に深く埋まっている難症例の親知らず抜歯において、同院の口腔外科は県内屈指の症例数を誇ります。歯科用3次元CTを用いた精密な事前診断を行い、神経損傷のリスクを最小限に抑えた抜歯手術が実施されます。恐怖心の強い患者や一度に複数本の抜歯を希望する患者に対しては、静脈内鎮静法や全身麻酔を用いた日帰り・一泊入院での手術管理にも対応しており、安全性の高さが評価されています。
2. 顎関節症専門外来:多角的アプローチによる根本治療
「口が開かない」「顎を動かすと痛む・音が鳴る」といった顎関節のトラブルに対し、専門チームが精密検査を実施。単なるマウスピース(スプリント療法)の作成にとどまらず、顎運動の解析、理学療法、薬物療法、さらには噛み合わせの微調整まで、保存的治療を中心としたエビデンスに基づくアプローチが行われます。長年治らなかった慢性的な顎の痛みが改善したという声も多く寄せられています。
3. インプラント科と小児歯科の専門領域
インプラント治療においては、骨造成が必要な難症例や全身疾患を持つ患者への対応実績が豊富です。専用の手術室と徹底した感染管理のもと、長期的な予後を見据えた治療計画が立てられます。また、小児歯科では、虫歯治療だけでなく小児矯正や障害児歯科診療にも注力。無理やり治療を進めるのではなく、子供の心理に寄り添ったトレーニングを取り入れるなど、専門医ならではのきめ細やかな対応が好評を得ています。