日本国内で「ランプの宿」を検索する際、まず理解しておくべきは、能登半島のラグジュアリー秘湯と青森の電気のない純秘湯という、コンセプトの異なる2つの名宿が存在する点です。
石川県珠洲市に位置する能登半島よしが浦温泉「ランプの宿」は、創業450年を超える歴史を誇り、日本三大パワースポットの一つとされる「聖域の岬」の崖下に佇む極上の隠れ宿です。2026年の能登半島地震では地域一帯が甚大な被害を受け、一時は営業休止を余儀なくされましたが、関係者や全国のファンの熱烈な支援のもと、段階的な復旧工事を完遂。2026年現在、安全確認と護岸・建屋の総点検を経て、完全復活を遂げた姿で全国からの宿泊客を迎え入れています。公式発表資料や現地関係者の証言によると、「客室ごとのプライベート感をより高め、防災設備と環境共生システムを刷新した新体制」で稼働しており、週末を中心に再び予約争奪戦が激化しています。
一方、青森県黒石市に位置する青荷温泉「ランプの宿」は、日本秘湯を守る会の会員宿としても名高い、本州屈指の秘湯宿です。電気が一切引かれておらず、客室や廊下、大浴場に至るまで約200個の本物の石油ランプだけで夜を過ごすという徹底したスタイルを貫いています。こちらは豪雪地帯でありながら、冬季も厳選された送迎ルートを確保し通年営業を継続。デジタル機器に囲まれた現代生活から完全に切り離される「デジタルデトックスの聖地」として、2026年も国内外から熱視線を集めています。