ドラマ最終回の衝撃的な幕切れから半年後を描いた劇場版『奥様は取り扱い注意』では、舞台を地方都市・珠海市に移し、スケールアップした世界観の中で多彩なゲストキャストが登場しました。
記憶を失い「桜井久実」として穏やかな生活を送る菜美の前に現れる重要人物が、新エネルギー開発に反対する地元グループのリーダー・岩尾珠里(いわお しゅり)です。演じたのは当時大きな注目を集めていた岡田健史(現・水上恒司)。表向きはコスプレバーを経営する青年でありながら、元県警の警察官という経歴を持ち、町の利権争いに立ち向かう熱血漢をダイナミックに好演しました。
映画版の物語を根底から揺るがす黒幕・敵対勢力のキャスト陣も重厚です。新エネルギー開発調査会社の社長として暗躍する五十嵐晴夫役に鶴見辰吾、開発を推進する珠海市の開発反対派リーダー役に六平直政、さらに勇輝の上司である公安幹部・池辺章功役に小日向文世が配され、国家レベルの陰謀と利権をめぐるサスペンスを重厚に演出しました。また、珠海市の開発を巡る陰謀に関わるキーパーソンとして檀れい、鈴木浩介ら実力派が脇を固め、誰が敵で誰が味方か分からない緊張感を持続させました。