のと鉄道の旅を計画する際、SNSやネット上の情報だけで判断すると思わぬ落とし穴に直面することがあります。ここでは旅行者が知っておくべき3つの盲点と誤解を是正します。
誤解1:「交通系ICカード(SuicaやICOCA)で全線タッチ乗車できる?」
真相:のと鉄道区間は交通系ICカードに非対応です。
JR西日本の金沢方面からICOCA等で乗車した場合、七尾駅または和倉温泉駅までのJR区間は改札を通れますが、のと鉄道線内へ乗り入れる際は精算が必要になります。無人駅では車内での現金精算が基本となるため、あらかじめ七尾駅の券売機できっぷを購入しておくか、小銭・千円札を多めに用意しておく必要があります。
誤解2:「全線復旧したから、被災前の観光地と全く同じように回れる?」
真相:沿線の観光施設や宿泊施設は段階的な営業再開となっています。
鉄道自体は全線で定時運行を行っていますが、沿線の温泉街や飲食店、観光名所によっては現在もリニューアル中や営業日を限定している施設が存在します。「駅に着けば何とかなる」という感覚ではなく、目的の施設やバス接続の稼働状況を事前に電話や公式SNSでリサーチしておくことが極めて重要です。
誤解3:「普通列車に乗っても観光列車と同じ車窓アナウンスが聞ける?」
真相:絶景ポイントでの徐行や専任アテンダントによる解説は観光列車限定です。
普通列車も同じ線路を走るため海沿いの景観自体は楽しめますが、ビュースポットでの一時停車や詳しい観光アナウンスは「のと里山里海号」ならではのサービスです。じっくりと能登の風土に触れたい場合は、時間を合わせて観光列車を予約することをおすすめします。