抱っこが廃止されたからといって、コアラとの距離が遠ざかったわけではありません。現在展開されているメインプログラムは、教育的価値と安全性を両立させた「コアラ・クローズアップ(Koala Close-up)」です。
この体験では、来園者がコアラを無理に持ち上げるのではなく、止まり木でユーカリを食べているコアラの真横に立ち、飼育員の丁寧なガイドを受けながら背中にそっと触れたり、プロのカメラマンによるツーショット写真を撮影したりできます。無理な体勢を強要されないため、コアラ自身もリラックスしており、以前の抱っこ撮影で見られたような強張った表情ではなく、穏やかで愛らしい表情を間近で観察できると評判です。
また、ローンパインコアラサンクチュアリの2026年最新情報として特筆すべきは、コアラの生態展示スペースがさらに拡張された点です。屋外のウォークスルーエリアでは、太陽の光を浴びながら活発にユーカリの枝間を飛び移る姿や、母親の背中にしがみつく赤ちゃんの様子が目線と同じ高さで観察できるよう設計されています。「抱っこができないなら行く意味がない」という事前の懸念を覆し、より本質的な野生動物との出会いを提供する場へと進化を遂げています。