石井章氏の政治人生は、泥臭い地方議会の現場からスタートしました。1957年に茨城県で生まれ、旧藤代町議会議員を4期務めたのち町議長に就任。市町村合併に伴う取手市議会議員(2期)を経て、地方政治の階段を着実に駆け上がりました。地元では強固な地盤と面倒見の良さを武器に、典型的な「たたき上げ型」の政治スタイルを確立していきます。
国政への初挑戦は波乱に満ちていました。自由党や民主党の公認を経て、2009年の第45回衆議院議員総選挙で比例北関東ブロックから初当選。しかし、その後の政界再編の荒波に揉まれる中で議席を失い、浪人生活を余儀なくされます。捲土重来を期して合流したのが、当時全国展開を急いでいた日本維新の会でした。
2016年の第24回参議院議員通常選挙において比例区から出馬し国政復帰を果たすと、2026年の第26回参議院選挙でも再選。党内では国会議員団両院議員総会長や参議院消費者問題に関する特別委員長といった要職を歴任し、旧態依然とした永田町政治と新興勢力である維新のパイプ役として、確固たる存在感を示していました。