永田町での評価と、地元選挙区での生の声には時に大きな落差が生じます。香川2区(高松市の一部、坂出市、さぬき市、東かがわ市など)における恵理氏の評判を現地関係者に取材すると、驚くほど一貫した敬意が語られます。
「玉木さんが東京で党代表として忙しく飛び回っていられるのは、恵理さんが地元の冠婚葬祭や支援者の集まりに地道に顔を出し、頭を下げて回っているからです。スキャンダルのときも、支援者の間からは『玉木代表には腹が立つが、恵理さんを悲しませるわけにはいかない』『恵理さんが支えている限り、この事務所を支え続ける』という声が多数上がりました」(地元後援会幹部)
政治資金集めや派閥抗争とは無縁の場所で、地域住民の細かな相談に耳を傾け、決して偉ぶることのない腰の低さ。香川の保守層や高齢世代からも「しっかりした良妻」として支持され、若年層のボランティアからも「気さくで相談しやすい」と慕われる理由は、長年の実直な積み重ねにあります。
公私混同を嫌い、自ら前に出しゃばることのない抑制された態度は、地方政治の現場において極めて強力な説得力を持ち続けています。