人気お笑い芸人コンビの真実!不仲説の裏と格差が生じる構造的理由

人気お笑い芸人コンビの真実!不仲説の裏と格差が生じる構造的理由

今注目を集めている 人気お笑い芸人コンビの真実!不仲説の裏と格差が生じる構造的理由について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

バラエティ番組で頻繁にネタにされる「じゃない方芸人」という呼称。かつては自虐ネタの定番でしたが、芸能界の構造変化に伴い、コンビ間における深刻な露出量と収入の二極化を生み出す引き金となっています。報道各社や吉本興業をはじめとする大手芸能事務所の契約形態を見ると、かつて一般的だった「コンビの仕事を折半する」という慣習は急速に姿を消し、個人の出演料は個人へそのまま支払われるシステムが定着しました。

現場の関係者は次のように証言します。「テレビ局側が求めているのは、進行役として番組を回せる仕切り屋か、あるいは特定の専門知識を持つ特化型タレントです。コンビ2人を揃えて起用すると制作費が跳ね上がるため、キャスティング会議では必然的に『どちらか1人だけを呼ぶ』という選考が行われます」。その結果、ピンでの帯番組や単独CMを複数抱える看板芸人と、劇場出番が中心となる相方との間で、推定年収に数倍から十倍以上の開きが生じるケースが珍しくありません。

このギャラ格差が表面化すると、ネット上では瞬く間に「解散危機」や「深刻な確執」といった憶測が飛び交います。しかし、芸人本人が自著や独占インタビューで明かす本音は、世間のイメージとは大きく異なります。ある実力派芸人は手記の中で、「相手に嫉妬する時期を過ぎると、片方が稼いでコンビの知名度を維持してくれている状態がどれほどありがたいか骨身に染みる」と告白しています。感情的な嫉妬よりも、看板を背負う側とそれを支える側の役割分担が成立しているかどうかが、関係維持の分水嶺となります。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。