このゲームが一躍、怪しい注目を浴びるようになった最大の理由は、2001年の米同時多発テロ事件だった。ビル群が爆発し煙を上げるイラストや、政府の中枢機関が炎に包まれるカードの描写は、事件後の現実とあまりにも重なっていた。一連の偶然の一致は、ネット上で瞬く間に都市伝説として定着していった。
その後も、未知のウイルス蔓延、大規模な原発事故、さらには特定の政治家のスキャンダルや世界的イベントの構図に至るまで、「カードが予言していた」と主張する声は絶えない。現代における代表的な陰謀論の言説において、このカードは単なるコレクターズアイテムではなく、未来のシナリオが記された「予言の書」として扱われるようになった。