インターネット上の掲示板や旅行ブログでは、手荷物ルールに関する誤った情報が散見されます。トラブルを防ぐために、よくある3つの誤解を正しく解き明かします。
誤解1:「同一予約のグループなら、重量を全員で合算してシェアできる」
大手フルサービスキャリアでは同行者間での重量合算が柔軟に認められることがありますが、LCCでは「1人1個15kg」という個体管理が原則です。同行者の荷物が10kgだからといって、もう1人の荷物を20kgにして合算25kg(15kg×2名分=30kg以内)として預けようとすると、20kgのスーツケースに対して5kg分の超過料金を請求されるリスクがあります。必ずスーツケース1個ごとに規定重量内に収めるのが安全です。
誤解2:「1個のスーツケースに超過料金を払えば、何kgでも預けられる」
超過料金を支払う意思があっても、空港作業員の労働安全衛生基準により、スーツケース1個あたりの最大重量は32kgまでと国際規定で定められています。32kgを超える荷物は預け入れ自体を拒否されるため、大型スーツケースに荷物を詰め込みすぎる行為は厳禁です。
誤解3:「手荷物預けカウンターは出発直前まで開いている」
LCCの地上オペレーションは非常にタイトに組まれており、出発時刻の60分前にチェックインシステムが自動的に締め切られます。1分でも遅れると荷物を預けられないばかりか、飛行機への搭乗自体を断られる結果となります。