全国大会(広島インターハイ)に乗り込んだ湘北高校は、全国屈指の超強豪校と連続して激突する過酷なトーナメント表に配置されました。
1回戦・豊玉戦(91-87):激しい心理戦と合宿シュートの結実
大阪府代表・全国ベスト8常連の豊玉高校は、ラン&ガン戦術と挑発的なラフプレーを得意とするAランク校でした。「エースキラー」南烈の肘打ちを受けて流川が左目を負傷するアクシデントが発生するも、湘北は冷静さを失わず対抗。安西先生の指示によるラン&ガン勝負への転換と、桜木が夏の猛特訓で習得した「2万本のジャンプシュート(合宿シュート)」を実戦で初成功させたことが決定打となり、91対87で全国初勝利を収めました。
2回戦・山王工業戦(79-78):漫画史に残る20点差大逆転劇
インターハイ3連覇中、大学オールスターをも圧倒する絶対王者・山王工業(AAランク)。前半を36-34の2点リードで終えた湘北でしたが、後半開始直後、山王の代名詞「フルコートプレス(ゾーンプレス)」の猛威により、わずか数分で点差を20点(36-56)まで広げられます。
絶望的な状況下で試合の流れを変えたのは、安西先生の激励を受けた桜木の花道オフェンスリバウンドでした。背中を床に強打し選手生命を脅かす重傷を負いながらもコートに立ち続けた桜木、限界を超えて3Pを決め続けた三井、高校No.1プレイヤー沢北栄治を前にパスの価値を見出した流川。残り1秒、流川からのラストパスを受けた桜木が放った「左手はそえるだけ」の基本ジャンプシュートがブザーと同時にネットを揺らし、79対78という奇跡のスコアで絶対王者を撃破しました。