現在、50Hzと60Hzを分ける大まかな地理的分界点は、新潟県の「糸魚川(いといがわ)」と静岡県の「富士川(ふじかわ)」を結ぶラインです。
一般的には、北海道・東北・東京電力管内が50Hz、中部・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄電力管内が60Hzと区分されています。しかし、行政の都道府県境と電力会社の供給エリアは完全に一致しているわけではありません。
例えば、長野県は大部分が中部電力(60Hz)ですが、軽井沢町や佐久市の一部、小海町などの特定エリアには東京電力(50Hz)から送電されている地区が存在します。また、新潟県内でも妙高市や佐渡市の一部に60Hzエリアがあり、静岡県内では富士川を挟んで東部(50Hz)と中西部(60Hz)に分断されています。こうした境界付近の自治体へ引越しを検討している場合は、自治体の窓口や管轄の電力会社へ個別の確認が欠かせません。