X JAPANの歴史を語る上で欠かせないのが、過去に在籍した伝説的メンバーの存在と、1997年の劇的な解散劇です。
1982年に千葉県館山市で結成された「X」は、インディーズでの爆発的な人気を経て1989年にメジャーデビュー。圧倒的なスピードと哀愁を帯びたメロディ、過激なビジュアルで「ビジュアル系」という新たなジャンルを切り拓きました。
【歴代メンバーの系譜】
- HIDE(Guitar):バンドのビジュアル戦略やサウンドの要として絶大なカリスマ性を誇った永遠のロックスター。1998年5月2日に急逝し、日本中に計り知れない衝撃を与えました。
- TAIJI(Bass):初期の卓越したテクニックと音楽理論でバンドの骨格を支えた名ベーシスト。1992年に音楽的方向性の違い等から脱退し、2011年に惜しまれつつ逝去。
【1997年解散の経緯】
世界進出を目指す中、英語詞でのレコーディングやプレッシャーによる軋轢、さらにToshlが自己啓発セミナー(洗脳騒動)傾倒していったことを主因として、1997年4月にToshlが脱退を表明。他のボーカリストでの継続は不可能と判断したYOSHIKIは、1997年9月に解散を発表しました。同年12月31日の東京ドーム公演『THE LAST LIVE〜最後の夜〜』をもってバンドは一度その歴史に幕を下ろしました。その後、2007年の奇跡的な再結成へと物語は繋がっていきます。