一方通行路の安全管理において、「ONE WAY」とセットで理解しなければならないのが「DO NOT ENTER」および「WRONG WAY」の標識群です。これらは役割と設置される位置が明確に分かれています。
「ONE WAY」は、これから進入する道路、あるいは走行中の道路が一方通行であることを知らせる進行方向の指示・規制です。矢印が右を向いていれば「右折のみ可」、左を向いていれば「左折のみ可」を意味し、交差点の手前や交差道路の対面に設置されます。
一方で「DO NOT ENTER」は、一方通行路の出口側や進入してはならない道路の起点に掲げられる進入禁止標識です。白い正方形の中に赤い円が描かれ、その中央に白文字で「DO NOT ENTER」と刻まれています。日本の「車両進入禁止(赤地に白のマイナス棒)」に相当する強い警告サインです。
さらに、万が一この「DO NOT ENTER」を突破して逆走を始めてしまった場合、ドライバーの正面に現れるのが赤地に白文字の「WRONG WAY」標識です。これは「現在、完全に逆走している」という緊急事態を告げる最後の砦であり、このサインが視界に入った瞬間、直ちに安全を確保しながら車両を停止・転回させなければなりません。