Q1:散歩中、急にノーリードの犬や車が近づいてきたときはどう抱き上げればいいですか?
A1:緊急時であっても、前足の脇だけを持って引っ張り上げるのは脱臼の危険があるため避けてください。素早くしゃがみ込み、片腕を胸の下、もう片方の腕をお尻の後ろに回して、胴体をすくい上げるように身体ごと立ち上がります。持ち上げたらすぐに愛犬の身体を自分の胸に強く引き寄せ、暴れて落下しないよう腕全体で包み込んでください。
Q2:抱き上げようとすると唸ったり噛みつこうとしたりします。どう対処すべきですか?
A2:まず第一に、触られた場所に「痛み」がないかを動物病院で確認してください。椎間板ヘルニアや関節炎、打撲が隠れているケースが非常に多いです。身体の異常がない場合は「抱っこ=嫌なことが起きる」と学習している可能性があるため、持ち上げずにまずは胸やお尻に手を添えるだけでオヤツを与え、「触られると良いことがある」というポジティブな記憶を少しずつ再構築していきます。
Q3:ダックスフンドやコーギーなど、胴長犬種の持ち方で絶対にやってはいけないことは?
A3:上半身だけを持ち上げて後ろ足を引きずらせる姿勢や、縦抱きにして下半身を宙ぶらりんにする体勢は絶対にNGです。胴長犬種は背骨にかかる負荷が通常の犬種の数倍になり、一瞬の負荷でヘルニアを発症します。必ず「前胸部とお尻を同時に持ち上げ、常に背骨が床と完全に平行になる状態」を保って運んでください。