二人の運命が交差したのは、お互いがデビューしたばかりの2001年のことだ。松浦亜弥は同年4月に『ドッキドキ! LOVEメール』でソロデビューを果たし、瞬く間にトップアイドルへの階段を駆け上がっていた。一方の橘慶太も、同年3月にw-inds.のボーカルとして『Forever Memories』でデビュー。同期とも言える二人は、テレビ局の音楽番組やイベントの楽屋裏で顔を合わせる機会が自然と多かった。
当時の歌番組の現場は、独特の緊張感に包まれていた。まだ10代半ばだった二人が、大人たちの思惑が渦巻くエンターテインメント業界の最前線で出会ったのは、ある種の必然だったのかもしれない。言葉を交わすうちに、同世代としての親近感はすぐに特別な感情へと変わっていった。