カーボンヒーターとは、不活性ガスを満たした石英管の中に炭素繊維(カーボン)を封入し、それを通電・発熱させる電気ストーブの一種です。最大の特徴は、物質を内側からじわじわと温める遠赤外線の放射量が極めて高い点にあります。
従来のハロゲンヒーターと比較すると、カーボンヒーターが放出する遠赤外線量は約2倍に達します。空気を介して熱を伝えるのではなく、光のように熱エネルギーが直接対象物に届く「輻射熱(ふくしゃねつ)」の仕組みを採用しているため、スイッチを入れてからわずか数秒で温もりを感じられるのが大きな利点です。冷え込んだ朝の着替え時や、帰宅直後の冷え切った手足をすばやく温めたいシーンで絶大な威力を発揮します。