下まぶたの白いできものの正体は?痛みの有無別の原因と正しい治し方

下まぶたの白いできものの正体は?痛みの有無別の原因と正しい治し方

下まぶたの白いできものの正体は?痛みの有無別の原因と正しい治し方の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

痛みがない場合、具体的にどのような疾患が隠れているのでしょうか。臨床現場で頻繁にみられる代表的な3つの原因を整理します。

① 稗粒腫(はいりゅうしゅ / ひりゅうしゅ)
下まぶたの皮膚表面に直径1〜2ミリ程度の白〜黄白色の硬い粒ができる良性腫瘍です。その中身は皮脂ではなく、皮膚のターンオーバーの乱れなどによって毛穴の奥に溜まった「角質の塊」です。見た目から「下まぶたに脂肪の塊ができた」と勘違いされやすいですが、害はなく悪性化の心配もありません。

② マイボーム腺梗塞(こうそく)
まつ毛の生え際にある皮脂腺(マイボーム腺)の開口部に、脂が固まって白いプツプツとした点状の塊ができる状態です。涙の蒸発を防ぐための脂が何らかの理由で固形化し、出口を塞いでしまうことで発生します。異物感を感じる場合もありますが、通常は強い痛みを伴いません。

③ 眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)
まぶたの内側寄りに、黄色から白っぽい平らな盛り上がりができる病変です。皮膚の中にコレステロールが沈着したもので、中高年以降に多くみられます。脂質異常症(高脂血症)が背景にあるケースも存在するため、範囲が広がる場合は血液検査を視野に入れる必要があります。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。