自宅でサロン級のクオリティを再現するためのプロセスは、決して難解ではない。準備する道具は32mm前後のコテ(ヘアアイロン)だ。毛束を一度に多く取りすぎないことが、美しい立体感を作る最初の一歩となる。
まず、毛先を外ハネ(外巻き)にワンカールさせる。ここがベースの土台だ。続いて、その少し上の髪をコテで挟み、手首を外側へ半回転させながら内側に大きくカーブを描くように熱を通していく。ポイントは、コテを抜く際の角度とスピードだ。一定のテンションを保ちながら熱をすばやく均一に伝えることで、ダメージを最小限に抑えつつ滑らかなS字のカーブが固定される。最後に手ぐしで崩すタイミングまで計算に入れることが、プロの仕上がりへ至る極意だ。