香川名物「骨付鳥」の激旨スパイスと親鳥・若鳥の違いを徹底解剖

香川名物「骨付鳥」の激旨スパイスと親鳥・若鳥の違いを徹底解剖

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今や全国の肉好きを虜にするこの料理、その原点は戦後間もない昭和27年(1952年)にさかのぼる。香川県丸亀市で小さな飲食店を開業した「骨付鳥一鶴」の創業者・近藤重雄氏が、ハリウッド映画に出てくる豪快なフライドチキンに着想を得て考案したのがすべての始まりだ。

当時、鶏肉といえば切り身で食べるのが常識だった時代。丸ごと一本のもも肉に特製のスパイスをたっぷりと振りかけ、高温のオーブンでじっくり焼き上げる調理法はまさに画期的だった。地元・丸亀市観光協会も「丸亀発祥の名物料理」として熱心にPRを展開。創業者の熱情と工夫が生み出したこの味が、数十年かけて地域全体を巻き込む巨大な食文化へと昇華していったのだ。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。