午後に入り、各地の観測値はピークに達しました。気象庁アメダス速報によると、本日午後の段階で全国の最高気温現在のトップ争いを演じているのは、太平洋高気圧の軸に直下した内陸盆地や、山脈から吹き下ろす熱風にさらされた地域です。北関東の前橋や熊谷、甲府盆地、美濃地方の多治見、そして近畿の内陸部など、常連の猛暑地点が順当に上位を占める一方、日本海側の局地的な地点が上位に急浮上する展開も見られます。
気象庁が公表する猛暑日地点数最新ニュースを精査すると、最高気温が35℃以上となる「猛暑日」を記録したアメダス地点は全国で200地点を優に超え、全国観測点の2割以上が危険水域に突入しました。特に注目すべきは、沿岸部ではなく「山を背負った内陸平野部」での急激な上昇です。強い日射による地表面加熱に、上空のチベット高気圧と太平洋高気圧の「二重高気圧」による下降気流が重なり、熱気が蓋をされたような断熱圧縮が発生しています。
さらに、速報値で一時的に1位へと躍り出た地域を取材すると、単なる日照だけでなく、局所的な風の収束線(風と風がぶつかり熱気が滞留するライン)がピンポイントで形成されていました。リアルタイム気温観測データは数分単位で乱高下するため、最終的な日最高気温の確定値が出る夕刻まで、首位の座が目まぐるしく入れ替わる極めてシビアな展開が続いています。