15年の歳月の中では、幾度となく「破局説」が週刊誌やネットニュースを賑わせました。特に長谷川博己が『麒麟がくる』の撮影に没頭していた時期や、それぞれが別の高級マンションに出入りする姿が目撃された際には、「すれ違いによる同居解消」「ついに破局か」といった観測記事が乱れ飛びました。
しかし、そうした浅薄な噂を一挙に吹き飛ばしたのが、2023年5月に起きた鈴木京香の健康危機でした。主演予定だったフジテレビ系連続ドラマ『この素晴らしき世界』を、クランクイン初日に体調不良を理由に電撃降板。病名は公表されず、一時は深刻な重病説も囁かれるなど、列島に大きな衝撃が走りました。
この最大の危機において、誰よりも素早く、そして献身的に寄り添ったのが長谷川博己でした。当時の週刊誌報道によると、長谷川博己は自らの仕事をセーブし、鈴木京香の愛犬の散歩を一手に引き受け、手料理を作って栄養管理を支え、通院にも付き添うなど、私生活の全面的なバックアップに奔走しました。近隣住民からも「長谷川さんがキャップを目深にかぶり、慣れた様子で京香さんの愛犬を大切そうに散歩させていた」という証言が相次ぎました。
療養を経て、鈴木京香は2024年に資生堂のブランドムービーやドラマ『グランメゾン東京』の新作プロジェクトで見事な復帰を果たしました。復帰時の晴れやかな笑顔と変わらぬ美しさは、療養期間中に受けた温かなサポートの存在を何よりも雄弁に物語っていました。病気という人生の非常事態に直面した際、籍を入れているかどうかは問題ではなく、「誰が隣で本気で命を支えてくれるか」こそが真実であることを、2人は行動で証明したのです。