事件当時、現地には無数の報道陣が押し寄せた。連日連夜、テレビのワイドショーや週刊誌が現地からの生中継や過激なスクープ合戦を展開した。フジテレビジョンをはじめとする主要キー局は連日トップニュースで報じ、週刊文春などの週刊誌メディアは被告の生い立ちや過去の人間関係を徹底的に暴き立てた。
カメラの前で涙を流しながら「犯人を捕まえてほしい」と訴えていた女性自らが容疑者として逮捕された瞬間、日本中が人間不信とも言えるショックに包まれた。当時のメディアによるスクープ合戦とプライバシー侵害のあり方は、後に日本のジャーナリズムにおける報道倫理の議論で大きなしこりを残すこととなった。