もし誤って期限切れの処方薬や市販薬を飲んでしまった場合、どう行動すべきか。第一に行うべきは、冷静に服用した薬の名称、使用期限からの経過日数、そして服用量を記録することだ。
吐き気、めまい、腹痛、発疹などの異変を感じた場合は、速やかに医療機関を受診しなければならない。受診時には、服用した薬の現物や説明書を持参すると診断がスムーズになる。
危険度を見極めるうえで特に警戒が必要なのが、液剤、点眼薬、粉薬(散剤)だ。これらは空気中の水分や酸素に触れやすく、錠剤に比べて劣化のスピードが著しく早い。医薬品医療機器総合機構の情報を確認したり、手元の薬の状態(変色、濁り、異臭、固まり)をセルフチェックしたりして、異常があれば直ちに破棄することが求められる。