今回のトラブルにおいて最も懸念されているのが、同工場で進行中だった受変電設備生産プロジェクトへの影響だ。三菱電機丸亀製作所は、電力インフラや産業用設備に不可欠な変圧器や開閉装置を供給する国内屈指のマザー工場である。特定の製造工程がストップしたことで、全体ラインの稼働制限は避けられない情勢となっている。
現場関係者によれば、焼損した区画の安全確認および設備チェックが完了するまでは、該当ラインの操業停止が続く見込みだ。代替生産ラインへの切り替えや他拠点での振替生産が可能かどうかの緊急アセスメントが始まっているが、インフラ関連製品は受注生産品が多く、短期間での完全復旧には慎重なプロセスが求められる。