近年、海外のカルチャーシーンでは日本の80年代〜90年代のシティポップに続き、2000年代のJ-POPロックサウンドに対する再評価が急速に進んでいる。アニメという強力なプラットフォームを通じて海外に流出した日本の楽曲は、言語の壁を超えて多くの海外リスナーを獲得している。
今回のNetflix配信を機に、アンダーグラフの楽曲はアジア圏のみならず欧米のファンへも届くことになった。アニメのタイアップという枠組みを超え、純粋な音楽性が映像表現と組み合わさることで、楽曲に新たな生命が吹き込まれている。J-POPの名曲がアニメソングという文脈でグローバルに消費され、再解釈される現象は、今後の音楽ビジネスにおいてもきわめて興味深い事例となるだろう。