凶暴な外見と荒々しい言動から孤立しているように見える実弥ですが、仲間に対する敬意や素朴な一面を併せ持つ点も大きな魅力です。
鬼殺隊の元花柱である胡蝶カナエとは、柱合会議での出会いを通じて互いに信頼を寄せていました。実弥の粗暴な振る舞いの裏にある優しさを見抜いていたカナエの穏やかな人柄に、実弥自身も救われており、彼女が上弦の弐・童磨に敗れて命を落とした際には人知れず深い哀悼を捧げていました。妹の胡蝶しのぶに対しても、表には出さないものの常に気を配る姿勢を見せています。
また、ファンの間で根強い人気を誇るのが「大好物のおはぎ」にまつわるエピソードです。普段の狂気じみた佇まいからは想像もつかない甘党であり、柱稽古編では炭治郎に「実弥さんはおはぎが好き」とバラされて激昂する一幕がありました。さらに、不器用同士で距離を測りかねていた冨岡義勇が、実弥と仲良くなろうとして「懐におはぎを忍ばせて渡そうと計画する」という公式スピンオフの逸話は、実弥の人間味を象徴する屈指の微笑ましいエピソードです。